• Dr.Keiichi Kobayashi

民主主義と刑事訴訟法

Updated: Mar 15, 2019

随分前から毎晩英語の勉強の為にLAW & ORDERというドラマをみるようになった。ニューヨークで起こる殺人事件をドラマの前半は警察が容疑者逮捕までを描く。後半はDISTRICT ATTORNEYと呼ばれる検察が裁判で有罪を勝ち取ろうとする。ところが、そこに海千山千の弁護士が出てきて反論する。被告は殺人を犯していないと主張し、それが証拠を提示されて覆されると正当防衛だと主張し、それが覆されると精神異常であるとして無罪を主張する。よくもヌケヌケと厚顔な主張ができると見ていて腹が立つ。 ある一話では、ホームレスがナイフで被害者を刺し殺した。容疑者はホームレスなので段ボールで作った"家"にすんでいた。警察は段ボールの下から凶器を発見、血液DNAは被害者のものと一致し 凶器には容疑者の指紋が検出された。普通はこれで有罪は決定的と考えてしまうものだが、弁護士は捜査令状なしに個人の家を捜索することは違法であると主張する。そこで家とは何か、という議論に進展していくのだが、これじゃあアメリカの司法制度はめちゃくちゃだと考える一方、アメリカのもつ民主主義の根底はこれだと気がついた。何人もDUE PROCESSなしで訴追されない、これが民主主義の基本だ。 さもなければ秘密警察みたいな、戦前の日本の特高警察みたいになってしまう。アメリカは民主主義を守るためあえて簡単には人を有罪にできないようにしている。もちろん、日本では刑法とともに刑事訴訟法が存在する。刑事訴訟法が民主主義の根幹をまもっているらしい、こんな事は法律を勉強した人なら常識なのかもしれない。私にとっては驚きだ


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